早く仕事を覚えて独り立ちできるように

S6仕上圧延入社1年
所属部署:製造課 圧延チーム

失敗せずに作業をできたときの達成感

私がこの会社に入社した理由は、高校の先生から、企業として安定もしているし、同じ高校から就職した先輩もいると勧められて工場見学をしたことです。工場見学では、1つのラインで製品を一貫生産しているのを見学して、それがすごいなと思い入社を決めました。
昨年の4月に入社をして、製造の圧延に配属されました。最初はクレーンやロールの交換、コイルのセット、玉掛けなどを先輩から教わり、仕事を少しずつ覚えていきました。入社してから最初にクレーンの資格も取得しています。先輩はフレンドリーなので、気軽に質問することができる雰囲気です。もちろん、同じ失敗を繰り返して叱られることもありました。
入社してから、圧延に配属されましたが、結構大変だなと感じることは少なくありません。圧延機は操作を覚えるまで時間がかかり大変でした。また、厚みや形状の品質を保持するのが大切な工程のため、間違えられないというプレッシャーが少なくありません。機械のトラブルやゴミが混入することで、製品にキズが入ったり、設定の厚みを間違えたりしてしまうこともあります。そうならないようにこちらも気を引き締めて作業に取り組みます。そして、1つのコイルを払い出したときは一安心して嬉しいですね。

早く仕事を覚えて独り立ちできるように

入社して2年目になり、今でも作業の手順を間違えるなど同じ失敗を繰り返して辛いときもありますが、それでも新入社員時代と変わったなと感じるのは、作業を覚えて他の人に教えたりするときです。これまでは自分が教わる一方だったのですが、後輩もできて自分から人に教えることも出てきました。
これからは、後輩に教える立場になりますし、もっとしっかりしたいと思います。製品の仕様がその都度異なってくるので、それに合わせて工程も変わってきます。まずは作業の順番を把握し、状況判断をしっかりして、前後の工程を見ながら機械を動かせるようにしていきたいです。今は全ての工程を1人でやっているわけではなく、先輩が予定を組み立ててくれたりしているので、先輩から教わることをしっかりと身につけて、早く独り立ちできるようになりたいです。
仕事は3交替できついこともありますが、その分、やりがいと責任を感じられる仕事です。また、先輩が丁寧に指導してくれるので、分からないことだらけでもひとつひとつ覚えていけば問題ありません。今後は圧延機を回していくオペレーター作業をしっかりできるようになりたいです。


※入社年数は取材時のもの

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